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自分の選択でキャリアを築く

城戸 貴子

新年が始まり、仕事に戻るこの時期、憂鬱さやストレスを感じる方も多いのではないでしょうか?こうした感情にながされてしまうと、日々の仕事が重く感じられたり、前向きな気持ちが持てなかったりもします。でも、こうした時こそ「行動、思考、感情は自らの選択である」という視点を持つことが、キャリアや日常を豊かにするカギになるのではないでしょうか。

□感情に向き合う「スタート地点の確認」

仕事始めの憂鬱さを感じたとき「自分はなぜそう感じているのか」を一度立ち止まって考えてみます。それは仕事そのものへの不満なのか、休みが終わることへの寂しさなのか。それとも未来への漠然とした不安なのでしょうか。そして、感情は「サイン」と捉えることができます。そのサインに気づき、自分がそのサインにどう向き合うかを選択することができます。例えば、仕事の中で楽しみなことを見つけて切り替えるきっかけにしたり、同僚との会話を大切にして気分転換を図るなど、日常の小さな楽しみを探すことから始めます。

また、憂鬱な気持ちや悩みを抱えた際には、一旦その場から離れてみることも有効です。ちょっと散歩をする、静かな場所で深呼吸をする、好きな音楽を聴くなど、自分を一時的にその状況から切り離してみると、新しい視点が得られることがあります。物事に対する捉え方が変わることで、解決策が見えてくる場合もあるのではないでしょうか。

□思考をコントロールする「視点を変える力」

次に、思考の枠組みに少し目を向けてみます。「休みが終わってしまった・・・」と考えるよりも、「新しい年が始まり、新しい可能性がある!」と視点を変えるだけで、気持ちは大きく変わるのではないでしょうか。また、「今できること」に集中するのも有効です。大きな目標にばかり目を向けるとプレッシャーを感じますが、今日一日で達成できるスモールステップを設定することで、達成感を得やすくなり、次への一歩に繋がるのではないでしょうか。

□行動で未来を変える「小さな選択の積み重ね」

行動は最も目に見える、変化をもたらす要素です。例えば、仕事の日は(連休明けの仕事始めの日などは特に)早起きして少し散歩をする、気になっていた本を一章だけ読む、といった、小さな行動を選択することから始めてみます。こうした積み重ねが自信や前向きな気持ちに繋がるのではないでしょうか。

自分のキャリアを「選択する」

キャリアとは、与えられるものではなく、自分自身でつくりあげるものです。その為には、日々の行動、思考、感情を意識的に選択していくことが重要です。そんな時に、自分に問いかけてみてください。

「今日、何を大切にして過ごしたいか?」

「自分の行動が、未来の自分にどうつながるか?」

「今の選択が自分の価値観や目標に合っているか?」

こうした問いを通じて自分自身と向き合う事で、自分の選択に自信を持てるようになるかもしれません。

行動、思考、感情を自分で選ぶという視点は、キャリアだけではなく、日々の生活にも新しい意味をもたらします。特に、仕事始めのこの時期、憂鬱さを乗り越え、より良いスタートを切るために、まずは小さな選択から初めてはいかがでしょうか。自分自身を信じ、意識的な選択を積み重ねることで、自分らしいキャリアの道が見えてくるのではないでしょうか。

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城戸 貴子
城戸 貴子
キャリアコンサルタント
九州女子短期大学体育科卒業。小学生から短大まで水泳とソフトボールに明け暮れる日々を送る。卒業後、大手スポーツクラブで勤務。退職後、キャリアコンサルタント国家資格取得。「自分らしく」「生き生きと働く」ライフキャリアやワークキャリアを考え、歩んでいけるお手伝いをします。自分も周りも幸せになる世界を目指して。趣味:音楽鑑賞・ライブ参戦・読書(本屋さんが大好き)・空を見るのが大好き 好きな言葉は「雨過天晴」自分のキーワード「挑戦する・感謝する・ワクワクする」
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