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管理職の言動が組織の風土をつくる

森川 友惠

こんばんは。特定社会保険労務士の森川友惠です。私は現在、複数の関与先様で研修を継続的に行っています。そんな中でとても大切にしているのが、社会人として当たり前のことを当たり前にできる人材を作るということと、これを育てることができる職場をできるだけ多く作る…ということにこだわりを置いています。このお話しをすると、

”えっ!そんな簡単な事??”と驚かれたりします。

社会人として当たり前のことを当たり前にできるとは、ポイントは次の3つ。

  • 挨拶ができる
  • 時間を守る(納期を守る)
  • 場に責任を持つ

この3つさえできれば、人生は間違いなく明るいものになると私は考えていますので新入社員研修や中途採用者の研修では必ずお話しするようにしています。

研修ではもちろん、きちんとできるところまでを責任をもってやります。

でも、本当に大切ななのはこの先。職場に戻ってからの管理職やリーダーの言動が鍵を握ります。

例えば、若手の従業員が、お腹が痛いからとLINEを使って同期に『20分くらい遅れる』と連絡がきたような場合…。

皆さんの職場ではどんな対応を取られるでしょうか?体調が悪いから仕方がない…という話になりますか?

仕事に対する基本姿勢を教える。

体調が悪くなるのは人間だから仕方ない。だから、このタイミングで

「大丈夫?」と声をかけてしまうと、若手従業員はどう思うか?間違いなく、”体調が悪い”と言えば、遅刻しても大丈夫。と刷り込まれます。

ここで、声をかけるとしたら、

「まずはお大事に。でも、言っておくけど、体調を整えることも仕事のひとつ」ということでしょう。時間を守る、納期を守るということからも、LINEひとつでいつでも遅れても大丈夫なんてことを教えてしまったら、今の職場は良くても、この先の人生大きく狂わせてしまいます。

管理職の仕事は、

”その子の人生を思って、一生懸命しつける”

という事こそが大切なのではないでしょうか?絶対にはずしてはいけないところだと私は考えます。

皆さんはどんな風に考えられるでしょうか?

ABOUT ME
森川 友惠
森川 友惠
特定社会保険労務士
京都市下京区で開業しております。前職はコナミスポーツクラブで長年正社員として勤務しておりました。24年間の勤務で異動回数は12回。店舗勤務がその大半ですが、勤務地は長崎~東京まで様々な規模の店舗を担当しておりました。こちらでは、人と人の関係を良くする話、チームのコミュニケーションについてお話しします。
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