プロ意識
おはようございます。特定社会保険労務士の森川友惠です。昨日はここに行ってきました。元々小さいころから両親に「劇場」と名のつくところに連れて行ってもらうことが多く、生まれ育ったのは大阪、京都ですので、吉本は生活の基盤として埋め込まれています。間違いなく。
3年前のコロナの大流行で、チケットをとっていたお芝居やミュージカルが軒並み公演中止となり、それでも何とか劇場という環境に身をおきたいと思い、
”そうだ!NGKに行こう”
と思いつき、以来、ちょこちょこNGKだったり、漫才劇場だったりのチケットを取るようになりました。
そして、中でも大好きなのは中川家。
何が好きか…って、この2人の「人間観察」具合。そこには、人間というものに対しての深い愛を感じるから、私は大好きです。
プロ意識
とは言っても、私がこの中川家の特大寄席を劇場で見れたのは昨年と今年の2回だけ。でも、東京のお知り合いはチケット取れなかった…とおっしゃていましたし、大阪でも先行抽選もエントリーしたけど落選したという話を耳にしました。
別の芸人さんの単独ライブと違って、中川家のこのライブに来られている客層を見ると、その幅の広さに驚きます。若い世代の彼氏彼女ペアから、熟年夫婦まで。中には家族連れ、女性同士の友人ペア、男性同士の友人ペアや会社の同僚パターンまで。本当に全てを包み込む層の厚さ。そして、その全員が
”笑いに来ました。どうぞ笑わせてください。”
…という前のめり気味で客席に座っている訳です。私自身も客席に座って、その空気をひしひしと感じていたのですが、凄かった。本当に凄かった。そのパワーに負けることなく、期待の2倍も3倍も大きいモノを打ち返してくるお二人でした。
今日まで公演がありますので、内容については詳しくは触れないですが、丁寧に時間をかけて考えてくださった上で作られているし、やっぱり達者。しかも起点がちゃんと舞台の上にあって、渦となって空気を動かす力は、その場を責任もって作るという意味でも「リーダーシップ」の勉強になる(→少々、強引でしたね(笑))貴重な時間でした。
本日、ご覧になる方はどうぞ楽しまれてください。では…本日はこのあたりで。