「分けない」コミュニケーション
こんにちは。スポーツクラブ定着コーチ・特定社会保険労務士の森川友惠です。
本日は1日大阪でお仕事でした。そんな仕事の中で感じた本日は、『分ける』『分けない』コミュニケーションについて書いてみたいと思います。
ずいぶんと長い間、スポーツクラブで支店長という立場で仕事をしてきました。しかも色々な地域で、様々な規模の店舗を担当させてもらってきたので、語りつくせない事件(笑)やここでは書けない事実(笑)に向き合わされたこともあります。
その仕事を離れて、社労士として活動してきたこの6年。これも、涙なくしては語れない(笑)様々な事件や経験をしてきました。
そんな中で、感じ、考え、気づき、勉強し、教えて頂いたた中で、チームや組織を語る上での軸においているのが、この『分ける』『分けない』というコミュニケーションです。
スポーツクラブやスタジオをはじめ、職場、会社と呼ばれる人が働く場には、様々な立場の人が集います。
例えば、スポーツクラブやスタジオでは、雇用する側と雇用される側サービスを受ける側とサービスを提供する側委託者と受託者…様々な立場、様々な雇用管理形態で勤務する人がいます。
『分ける』コミュニケーションとは、まさしく、このそれぞれの立場のままでコミュニケーションを取る方法です。会社側としての主張、従業員側での主張をしますから、折り合いをつけるのは至難の業です。
『分けない』コミュニケーションは、”私たちの仕事を考えようぜーーーー”がスタート地点です。スポーツクラブであれば、私たちクラブの役割は何ですか?何をこの地域で成し遂げようとしていたんだっけ?というミッション部分に戻ってから、それぞれの役割から何を果たすべきかを考えるのです。
これをやると、ゴールはひとつ(ミッションの達成)ですから、折り合いが付きやすいのです。
立場や役割、責任は違えども、同じゴールをめざす”仲間”であることに立ち返えれば、それぞれの発言が変わり、自ずとやることが見えてきます。
『分けずに一緒に考える』是非、実践してみてくださいね。