心と頭の、柔軟体操
「お疲れですね~かなり頭皮が硬くなっていますね~」
先日、美容院でふと声をかけられました。確かに!そうなのです!
最近、何だか頭も身体も「よし、頑張ろう!」の気持ちが強すぎて、力み過ぎてガチガチに固くなっているのです。人間の皮膚は1枚の大きなシートで身体全体を覆っていると言いますので、頭皮の方さは肩こりであり、全身の疲れだったりするのかもしれません。
夏を目の前に、髪を切り頭皮マッサージで気分もリフレッシュした今日この頃でした。
皆さんは、久しぶりに柔軟体操(ストレッチ運動)をしてみると、思った以上に身体が硬くなっている・・・ということはありませんか?
無理に伸ばそうとすると痛めてしまう・・・
息を止めると、余計に力が入ってしまう・・・
反動をつけると、どこかに負荷がかかる・・・
柔軟体操のコツは、
1,息を吐きながら、
2,少しずつ、
3,毎日、
4,自分のペースで続けること
が大切だと言われます。
少しずつの積み重ねが、心身の良い状態に繋がるのです。
腕をグーっと伸ばし身体を反らしてみたり、肩や首を回したり、アキレス腱を伸ばしてみたり、少しストレッチすると頭が軽くなり、動きも良くなります。その心身の良い状態は、良いパフォーマンスを生み出し、かつ、人とのコミュニケーションをより良くするとも言われています。
柔軟体操とレジリエンス
最近、「レジリエンス」という言葉をよく耳にするようになりました。
一般的には「折れない心」「打たれ強さ」といった意味で使われることもありますが、私はそこに加え、少し違った捉え方をしています。
レジリエンスとは、“心と頭の柔軟性”なのではないか、とそんなふうに感じています。
変化の激しい時代。
働き方も、価値観も、キャリアの形も大きく変わっています。これまでのように、「これが正解」「こうしていれば安心」というものが見えにくくなりました。
また、AIの進化、働き方の多様化、自律したキャリア形成。私たちは常に変化の中で選択し続けることを求められています。
そんな環境の中では、“強くあり続けること”よりも、変化に合わせて自分を調整していく“しなやかさ”が必要なのだと思います。
ですが、人は気づかないうちに硬くなっていきます。
「失敗してはいけない」
「ちゃんとやらなければ」
「期待に応えなければ」
「こうしなきゃいけない」
そんな思いが積み重なると、心にも頭にも力が入り続けてしまうかもしれません。視野が狭くなったり、他人の言葉を受け止められなくなったり、自分自身を追い込み過ぎてしまったり。本当は頑張っているのに、余裕がなくなってしまうこともあるかもしれません。
だからこそ、レジリエンスは特別な才能ではなく、“日々の柔軟体操”のようなものなのではないでしょうか。
すぐに変わろうとしない。
無理に前向きになろうとしない。
少しだけ見方を変えてみる。
少しだけ立ち止まってみる。
そうやって、自分の心や頭に“余白”を作っていくこと。その積み重ねが、変化の時代を生きるための「しなやかさ」につながっていくのだと思います。
日々のちょっとした捉え方の工夫や、気持ちの切り替えの積み重ねが、変化の激しい時代に、自分らしく歩いていくことに繋がるのではないでしょうか。
今日の自分に、これからの自分に、今のチームに、『心と頭の柔軟体操』をぜひ、取り入れてみてはいかがでしょうか?
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