今年の自分を表す一文字からキャリアを考える
「今年の自分を表す一文字は何ですか?」
師走のこの時期、今年を表す漢字が発表されましたが、皆さんが考える2024年の一文字は何でしょうか?そして、自分を表す一文字は何でしょうか?
私の一文字は『初』です。
実は、最後までいくつかの文字候補があり、色々悩み、最終でピッタリきた一文字です。この一文字を選んだ理由は、2024年は年始から初めて尽くしの日々で、この年末も新たなチャレンジをしている事にあります。
今年のスタートは、今まで自分のいた世界とは違う所に身を置き、フアフアとした日々がありました。何度「落ち着け!!!」と自分に言い聞かせたかわかりません。新年の「初」はワクワクドキドキの意味があります。
それからの日々は「まずはやってみる!」という、半ば強制的な気持ちをもちつつ日々を送っていました。「まずは!」という気持ちが色々な初チャレンジの際に、前を向ける一言だったように感じます。
とはいえ、目標には程遠く、手探りの日々の中、何もできなかった・・・と思い、頭の中はグレー色の日々でしたが、振返ってみるとたくさんの「初めて」があり、いまも継続できている事がありました。また、今年も色々な方との出会いがあり、その方々の顔や、いただいた言葉を思い出したら「そんな出会いができた私!いいね!」と思うことができ、これからやってくる2025年が楽しみに感じることができました。来年は今年の「初」から、「動」や「力」などへ進化していたいとも思えました。
このように、自分の今年を表す一文字を選ぶことが、単なる過去の振り返りではなく、過去の自分を見つめ、現在を見つめ、未来を描くキッカケとなるのではないでしょうか。これは自己肯定や自己承認に繋がる重要な視点で、振り返りが「自己成長の土台」として未来の行動を支えるモチベーションへと変わるのです。
振り返りを自己肯定感に繋げる方法として・・・・
〇小さな成功体験を再認識する
自分の行動や成果を「小さな成功体験」を通して見つけ出します。それが些細なものであっても、例えば「新しい出会いがあった」「新しい事をはじめた」といった事実を認めることで自己肯定感が高まります。
〇失敗も成長の一部と捉える
振り返りの中で失敗を見つけたとしても、それを「学び」として解釈することで、ネガティブな経験をポジティブな自己認識に変えることができます。「やってみた」からこそ味わえる失敗であり、チャレンジした自分を褒めてあげることは、とても大切な事なのではないでしょうか。また、自分が自分の最大の見方である事を再認識できます。
未来を描くキッカケの為に・・・
〇過去の価値を未来に活かす
振り返りで発見した自分の強みや得意なことを、来年どのように活用するかを考えます。「〇〇ができたから、来年は△△もできる」と自分で自分に期待するということも未来を描くために重要ではないでしょうか。
〇一文字を未来のテーマに拡張する
今年の一文字から、来年の目標や挑戦を象徴する新しい一文字を設定することで、未来への道筋を明確にできます。
そして、モチベーションを高める視点として・・・
振り返りの過程で重要なのは、自分を褒めることです。今年の努力や成果に対して、自分自身に感謝の気持ちを持つことで、自己肯定感が高まり未来へのモチベーションが生まれます。「自分の経験や成長を認める」→「新たな可能性を信じる」→「行動する意欲を生む」という好循環が生まれるのです。この循環はキャリア形成にも直結し、「今できること」に注目することで実行可能な行動目標を立てられます。まずは、スモールステップから行動し、行動したという成功体験から、その先へ自信という武器をもって、進む事もできるのではないでしょうか
他にも・・・・
今年の自分を表す色は? 今年一番のお気に入りの一曲は?など様々な視点から振り返り、自分を見つめてみると、意外な一面を発見するかもしれません。
皆さんの今年の自分を表す一文字は何ですか?
そして、今年の自分は、自分一人で成り立っているわけではありません。ぜひ、家族や友人、同僚や上司に、感謝の気持ちを言葉にして伝えてみませんか?
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